中学生対象
オンラインキャリア教育プログラム

- 新たなキャリア教育プログラムとして
「企業講師によるオンライン授業」を
全国の中学校で実施しています!
- 昨今の社会情勢により教育現場では、運動会、修学旅行、校外学習や全国の中学校でキャリア教育として定着している「職場体験」などの学習活動の見直しが余儀なくされました。
現在では、「職場体験」が再開されている学校もありますが、多くの中学校から新たなキャリア教育のかたちとして、「オンラインで、複数の企業や学校とつながり、学べあえる場」である本プログラムを継続してほしいという声が届いています。
その声に応えるためも、多様な学校や企業と協働し、さらに価値の高いプログラムとして展開してまいります。
実施概要
- 学校教育の専門コンサルタントおよび専門教材開発メンバーが、企業講師の授業準備をサポート。(企業のSDGsの取組、および講師の仕事紹介用スライド作成サポート)
- 全国の中学校を対象に、1回の授業ごとに、地域の異なる3校と業種の異なる4企業をオンラインでつないで実施。
※参加企業数に応じて、4~6企業に変更になる可能性がございます。 - オンライン授業は50分間。企業のSDGsの取組と企業講師が関わる仕事についての情報提供パートと、生徒からのインタビュータイムで構成(教員による事前授業で、生徒は企業研究とインタビュー内容の検討を実施済)。
- 各オンライン授業には、ファシリテーターとして教育コーディネーターがサポートに入るので安心。
※詳しい説明をご希望の方は、下記「お問い合わせ」より、ご連絡ください。
学校に提供する基本プログラムは、東日本大震災の文部科学省復興教育支援事業として開発したキャリアチャレンジデイ(文部科学大臣表彰を受賞)をベースにしています。
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「キャリアチャレンジデイ」は、東日本大震災発生当時、職場体験ができなくなった岩手県大船渡市の中学2年生を対象に実施した文部科学省の復興教育支援事業です。(キャリアリンクが採択され開発・実施、文部科学大臣表彰を受賞)
プログラムの構成
本プログラムは、中学校のキャリア教育のニーズに応え、
「企業講師によるオンライン授業パート」と「教員実施の事前・事後授業の学習プログラムと教材」を準備しています。
キャリアチャレンジデイ当日は、生徒が自分の興味のある職種の企業を
選び、
企業のSDGsへの取組、および講師の仕事紹介のお話を聞き、
「企業の役割と職業の役割、そしてそれに必要な能力との関係」
について考えます。
学習の流れ
- 事前授業
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授業①(50分)
キャリアチャレンジデイ
オリエンテーション キャリアチャレンジデイの目的を知り、「働くこと」について考え、「職業・職種」について学び興味・関心をもつ - 授業②(50分) インタビュー内容の検討 企業、団体やそこで働く人について調べ、インタビュー内容を検討する
- 授業③(50分) インタビューの準備 オンラインミーティングに向け、当日の手順と役割を確認する
- 当日
- 授業④(50分×2コマ) 企業講師とのオンライン授業 自分が選んだ企業、講師のお話を聞き、インタビューを行う
- 事後授業
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授業⑤(50分)
ふりかえり・まとめ
インタビューレポートをまとめ、全体で共有し、キャリアチャレンジデイをふりかえる
自分の将来について考える
オンライン授業について
当日は、全国から3校と、原則4企業をオンラインでつなぎます。
学校側では、各教室を企業ブースとして、接続分の教室を準備していただきます。
※参加企業数に応じて、接続する企業数・教室数が変更になる場合がございます。
企業講師の接続イメージ
授業全体接続イメージ
2025年度 実施スケジュール
キャリア教育とSDGs
今、学校教育で求められるSDGs
2021年度、中学校では新学習指導要領が全面実施されています。
今回の改訂では、「持続可能な社会の創り手の育成」が明記されました。つまり、SDGsの達成に向けて、その担い手を教育現場で育成するということです。
具体的には社会科や理科、技術・家庭科等、さまざまな教科書に「持続可能」という言葉が使われたり、SDGsに関する情報が掲載され、教科横断的にSDGsの学習が始まっています。
学校現場のニーズ
一方で、キャリア教育では、これまでの「勤労観・職業観の育成」だけでなく、実社会の大人から「仕事を通じてさまざまな課題に立ち向かい、解決する」姿勢を学ぶ、実社会とつながる、触れるといった授業がますます重要視されます。
まさに、企業のSDGsへの具体的な取組は、学校からのニーズが高い教育的リソースといえるでしょう。
SDGsを説明する教材はよくあるのですが、言葉で概念を説明するものが多く、生徒は理解しづらいようです。具体的な事例があるといいのですが…
生徒が知っている企業が、思いもしない取組をしていたり、その理念・考え方や専門性をいかしたアプローチは、ぜひ、企業の方々から直接、生徒に伝えてほしい。
先生方の声
特に、さまざまな企業が紹介するSDGsの取組に対して、先生方から高い評価をいただいております。
ぜひこの機会に、貴社のSDGsの取組について、教育的価値のある発信をしていただければと思います。