実施概要
- 2024年度は全国の中学校21校で実施(参加無料)
- 対象は中学校1年生~3年生
活用事例:1年生で職場体験に行く前の事前学習として実施・2年生の職場体験とハイブリットでの実施(職場体験の代替も可)・3年生で進路学習の一環として実施 - 事前授業3時間、オンライン授業は50分×2コマ、事後授業1時間の6時間を完全プログラム化※して提供
事前授業+企業講師オンライン授業+事後授業の構成
ティーチャーズガイドやワークシート、映像教材などトータルに支援 - オンライン授業は、3校合同開催で4企業を同時につないで実施
2023年度実績はこちら
学校に提供する基本プログラムは、東日本大震災の文部科学省復興教育支援事業として開発したキャリアチャレンジデイ(文部科学大臣表彰を受賞)をベースにしています。
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「キャリアチャレンジデイ」は、東日本大震災発生当時、職場体験ができなくなった岩手県大船渡市の中学2年生を対象に実施した文部科学省の復興教育支援事業です。(キャリアリンクが採択され開発・実施、文部科学大臣表彰を受賞)
プログラムの構成
本プログラムは、中学校のキャリア教育のニーズに応え、
「企業講師によるオンライン授業パート」と「教員実施の事前・事後授業の学習プログラムと教材」を準備しています。
キャリアチャレンジデイ当日は、生徒が自分の興味のある職種の企業を
選び、
企業のSDGsへの取組、および講師の仕事紹介のお話を聞き、
「企業の役割と職業の役割、そしてそれに必要な能力との関係」
について考えます。
学習の流れ
- 事前授業
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授業①(50分)
キャリアチャレンジデイ
オリエンテーション
キャリアチャレンジデイの目的を知り、「働くこと」について考え、「職業・職種」について学び興味・関心をもつ
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授業②(50分)
インタビュー内容の検討
企業、団体やそこで働く人について調べ、インタビュー内容を検討する
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授業③(50分)
インタビューの準備
オンラインミーティングに向け、当日の手順と役割を確認する
- 当日
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授業④(50分×2コマ)
企業講師とのオンライン授業
自分が選んだ企業、講師のお話を聞き、インタビューを行う
- 事後授業
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授業⑤(50分)
ふりかえり・まとめ
インタビューレポートをまとめ、全体で共有し、キャリアチャレンジデイをふりかえる
自分の将来について考える
オンライン授業について
当日は、全国から3校と、4企業をオンラインでつなぎます。
学校側では、各教室を企業ブースとして、4教室準備していただきます。
企業講師の接続イメージ
授業全体接続イメージ
参加校応募条件
本事業は参加企業の皆さまからの多大なご支援により、学校は無償でご参加いただけます。
参加申し込みにあたっては、以下の項目をご確認のうえ、お申し込みください。
【お申し込み締切:5月31日】
- 【参加校応募条件】
参加校は、全国から募集します。地域に偏りがないように応募校から選考にて実施校を決定いたします。
- オンライン環境については、学校でご準備ください
オンライン環境
- 接続する教室分の接続端末(4教室以上)、出力機材、インターネット環境の準備をお願いいたします。
- Googleアカウントの準備をお願いいたします。
※1学校あたり1アカウント
- 新たなキャリア教育のかたちとして、普及・展開するためにご協力をお願いしております
学びの設計と成果
- 本プログラムを活用した授業計画(事前・事後学習)のご提出をお願いいたします。
- 事前、事後授業の様子や成果物のご提出をお願いいたします。
- 事業の広報を目的とした情報発信にご協力ください。
広報活動
- 各学校より、プレスリリースの配信をお願いいたします。
- メディア取材が入ることを前提とした各種許諾(同意)、及びメディア取材が入る場合の学校対応をお願いいたします。
- 事業広報のための、一般公開可能な授業風景写真や生徒の成果物などのご提供をお願いいたします。
- 学校HPや学校便りへの掲載と事務局への共有をお願いいたします。
- 【選考基準】
- 本プロジェクトの活性化及び新たなキャリア教育を実現するため、上記に積極的にご協力がいただける学校
- 「社会に開かれた教育課程の実現」に意欲的な学校
※例:本プログラムと学校独自のカリキュラム(職場体験や地域学習など)や外部の教育リソースを活用したカリキュラムマネジメントの実施など